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リサイクルパソコンの再利用状況


  現在までの活動実績(2001年2月12日現在)

  再利用先
希望台数
送付台数
 教育関係機関(3団体)
52台
46台
 福祉関係機関(5団体)
12台
12台
 点訳ボランティア団体(31団体)
122台
109台
 合  計
186台
167台

 

リサイクルパソコンの現状

 リサイクルパソコンとしてお預かりいたしましたマシンの多くがMS-DOSでの使用を前提とすることが望ましい状況でした。このような現状で活動実績にも現れているように「点訳ボランティア団体」への台数が多くなっております。現実的にMS-DOS環境での使用用途が少なくなって来ている状況で「パソコン点訳」についてはこれからもMS-DOS環境が望まれることと思います。従来一文字づつ手打ちで作成されていたものをパソコンを使うことでその能率が飛躍的に向上します。手打ちが不要になるということではありませんが、より多くの点字図書が作成されることは間違いの無いことと思います。もちろんWindowsでの点訳作業もも可能ではありますが、多くの点訳ボランティア団体でのパソコンへの移行はまだ始まったばかりと考えてよく、多くの方がお使いの点訳用ソフトがMS-DOS上で動作するということと、点訳の為だけにパソコンを利用するという点から考えてもMS-DOSマシンの需要はしばらく続くように思います。

 

リサイクルパソコンの利用について(主に点訳ボランティア団体の皆様へ)

 点訳作業を行う際に、それぞれの環境に応じたソフトウェアをお使いになる必要があると思いますので、簡単にご紹介いたします。

◎点字スクリーンエディタ 「BASE ver1.60a」

 フリーソフトとして公開されており、NEC PC-9800シリーズ用、PC-9800LT用、富士通 FMR用があります。 
MS-DOSで使用します。フロッピーディスクでの運用も可能ですが、 ハードディスク環境のほうが望ましいと思います。「BASE」自体は拡張メモリを使用しませんが拡張メモリと、メモリマネージャーを使用してコンベンショナルメモリを広く確保することで「BASE」で編集できるページ数が変わってきます。作成ファイルの拡張子は「BSE」です。

 NEC PC−9800シリーズ用は、PC-9821上のWindows95/98からの使用も可能ですが、PC/AT互換機上のWindows95/98では使えません。

 尚、「BASE」についての詳しい情報は「パソコン点訳工房」をご覧下さい。ソフトのダウンロードも出来ますし、詳細な情報が公開されております。他に、図形点訳ソフト「エーデル」等の情報も公開されております。

 入手先: 「パソコン点訳工房」
 http://www2d.biglobe.ne.jp/~tenyaku/


◎Windows用点字エディタ 「ういんびー ver0.69」

 フリーソフトとして公開されており、DOS版「BASE」と同一の操作性とデータの互換性を持ち、Windows環境で「BSE」ファイルが作成できます。現時点では印刷機能を持っていませんが6点入力にも対応しており、「BASE」同様の検索機能なども備えておりますのでデータ作成には十分な能力を持っております。動作環境は、Windows95/98/で、機種は問いません。

 入手先:「ういんびーのページ」
 http://homepage2.nifty.com/winb/

◎PC-DOS版 点字編集システム 「DOS-BES 97」

 日本IBMより無償提供されております点字編集ソフトです。動作環境は、PC-DOS ver6.3/V以降が動作するIBMマシン、及びその100%互換機です。Microsoft MS-DOS ver6.3/Vでの使用は点字フォントを表示させるための特別な設定が必要になりますので、PC-DOSでの使用が望ましいと思います。Windowsでの使用も不可能ではありませんが、やはり特別な設定が必要になります。

 入手先: 「日本IBM バリアフリーの扉」
 http://www.ibm.co.jp/accessibility/soft/index.html#navskip

◎Windows版 点字編集システム 「WIN-BES 99」

 日本IBMより無償提供されておりますWindows版点字編集ソフトです。
NEC PC-9821、IBM PC、及びその100%互換機上のWindows95/98で動作します。ただし、二級点字入力の際の、縮語への変換用キーがNEC PC-9821キーボードにはありませんので、NEC NXシリーズを除く、NECマシンではこの機能を使うことは出来ません。

 入手先: 「日本IBM バリアフリーの扉」
 http://www.ibm.co.jp/accessibility/soft/index.html#navskip

○6点入力についてのご注意

 キーボード自体に6点入力の出来ないものが増えてきております。IBM純正キーボードにつきましては「パーキンス」「カニ」共に可能という判断でしたが、最近の機種では「パーキンス」のみの対応に換わったようです。他社製キーボードでは、「パーキンス」のみ可能な場合と、どちらも不可という例があります。この場合にもキーボードを6点入力可能なものに交換することで問題は解決いたしますが、外部キーボードコネクタを持たないノートタイプでは要注意です。

 NEC PC-9800/9821シリーズのキーボードは6点入力に問題はありません。NEC PC-98互換タイプのEPSONマシンについては、CPUが486タイプに変わる頃のキーボードに6点入力の出来ないものがあります。NEC NXシリーズのマシンでは一部に6点入力の出来ないタイプがあるとのことですので注意が必要です。

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